■水草用の肥料について　　　　

水草の育成において、肥料は必要不可欠である！とは言い切れません。
魚の糞から主に窒素・リンを、また水道水からもミネラル分を補給することが出来ますから、
肥料の施しが全くなくても定期換水のみで育てることが出来る場合もあります。しかしながら
実際にやってみると、ほとんどが上手くいかないはずです。やはり、それだけでは不足する要
素（カリウムや微量要素など）があるからです。



【Tetra イニシャルスティック】

水槽内に緩効性のカリウムや有機質（微量要素など）を補給するための栄養添加剤です。
水槽設置時に元肥として使用します。

ベースとなる栄養添加剤ですが、窒素やリンをほとんど含まないため、生体がいない環境（給
餌をしない環境）などでは効果を発揮することができません。

※効果の出方がアバウトな為、2013年頃からは店内の水草栽培環境では使用しておりません。



　
【Tetra クリプト】

即効性のカリウムや鉄分などを含有しており、追肥として最適です。
また、イニシャルスティック同様、窒素やリンをほとんど含みません。

即効性で非常にオススメです。



【Tetra フローラプライド】
即効性のカリウムや鉄分などを含有しており、追肥として最適です。
また、イニシャルスティックやクリプト同様、窒素やリンをほとんど含みません。
液体の為、即効性が極めて高いです。ただし、持続性がないため、短いスパン
で施肥する必要があります。

非常にオススメです。



　
【カミハタ 水生植物用肥料】

窒素・リン・カリウム・マグネシウムなど、主要要素を補給するための肥料です。
生体が少ない場合や、水草が多い場合、或いは二酸化炭素を添加し、水草の生長が加速してい
る水槽では、窒素やリンの不足も起こりえます。ただし、これだけでは微量要素が足りません
ので、別途補う必要があります。


肥料の具体的な使用方法などは店頭にてお尋ねください。

肥料は絶対に施し過ぎてはいけません。過剰になると植物が肥料負けを起こし、あたかも不足
症状であるかのような状態になります。過剰でも不足でもダメなのです。

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常によりよい植物や生き物の育成法を思考錯誤していますので、上記内容は
予告無く変更する場合がございます。予めご了承ください
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