Tillandsia reclinata

ブラジル南東部、海に面したリオデジャネイロ州1600m地域原産。このあたりは西岸海洋性気候Cwb(温帯で冬季乾燥、夏期の平均気温が22度未満)に属するはずですので、夏季の高温は多少気をつけたほうが良いかもしれません。下垂して育つのが特徴的で、reclinataという種小名は「後方へ曲がった」という意味を持ちます。分類としてはAnoplophytum亜属となり、同亜属のkautskyiよりは大きな三弁花を咲かせます。極めて稀少な種ですから大切に育てたいものです。

店ではLED照明を用いて10000ルクス程度の光を1日9.5時間当てて栽培しています。水やりは恐る恐る週一30分程度のソーキングとしていますが、そこはそれほど気にしなくてもよいような気がしてきました。macdougalliiなどの方が遥かに気を遣います。店内の温度は冬季最低15度、夏季最高27度。
2019.7.12




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